第6回エシカルインタビュー<ANATANOSOBA-SOBA PUDDING-(桜川市)>
茨城県内のエシカルな取組を紹介する「エシカルインタビュー」
今回は、桜川市で地場産業の活性化や新たな産業の創出を目指し設立された「株式会社 クラセル桜川」の執行役員である、近納裕政(こんのう ひろまさ)さんにお話を伺いました。
「ANATANOSOBA-SOBA PUDDING-」(PUDDING=プリン)
ANATANOSOBA-SOBA PUDDING-について
「ANATANOSOBA」は、桜川市産常陸秋そばの実と茨城県産牛乳をそれぞれ100%使用して作られたプリンです。桜川市はそばの生産が盛んであることから、そばを使った農産加工品を開発しました。地場産の素材を使用することで、持続可能な農業生産や地域の農村景観を保全することにつなげたい、という思いが込められています。
同じくそばの産地である仏ブルターニュ地方のガレットからインスピレーションを受け、ラベルの表記にはフランス語を、また、プリンにまつわるストーリーも、どこか懐かしさを感じるフランスの農村をイメージさせるものとするなど、随所にこだわりが見られます。
また、プリンの瓶はもちろん、タグや被せ紙も再利用することができるデザインとなっており、お好みの食材や想い出の物を入れるなどして使うことができます。
「ANATANOSOBA」は、株式会社クラセル桜川が運営する「加波山市場」や「道の駅ましこ」、オンラインストアで購入することができます。また、桜川市のふるさと納税返礼品にもなっています。自分へのご褒美や大切な方へのプレゼントにもおすすめです。
ANATANOSOBAを販売する直売施設「加波山市場」について
店内には、ご紹介したANATANOSOBAをはじめ、桜川市内の農家の方々が生産した新鮮な農作物や、それらを主原料にした手作りジャムや七味唐辛子などといった特産品を豊富に取り揃えています。また、市内の授産施設で作ったコーヒーのセットなど、贈答用にもぴったりの商品もあります。
おしゃれなカフェスペースも併設しており、桜川の里山を眺めながら食事やコーヒーを楽しむことができます。
(加波山市場店内)
(カフェスペース)
加波山市場を運営する「株式会社クラセル桜川」について
「株式会社クラセル桜川」は、桜川市と桜川市商工会の共同出資によって2021年に設立されました。地域の農産物を使った商品づくりを通じて農家による農作物の生産を持続可能なものにし、ひいては地域の農村景観や暮らしを守るという好循環を生み出すインキュベーターとしての役割を担っています。
今後は、加波山市場を、作り手と食べ手がお互いに「ありがとう」と言いたくなるような、そんなつながりが生まれる「作り手の顔が見える直売所」にしていきたいとのことです。
また、地場産業の活性化とともに、地域資源を生かした着地型観光にも事業を展開していきたいとのことです。
(近納裕政さん)
●ANATANOSOBA
●加波山市場
アクセス 茨城県桜川市鍬田527番地1
北関東自動車道桜川筑西ICから車で約3分
営業時間 9:00~18:00(年中無休)
ホームページ http://www.kankou-sakuragawa.jp/page/page001220.html
▲ホームページ QRコード▲